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【北白川不動温泉】京都の秘湯に女子一人で行って来た|24歳0Lのひとり旅行記

2021年年末、比叡山ほど近くにある関西随一のラジウム温泉である北白川不動温泉に一人で行ってきました。実は一人で温泉に行くのは初めてだったのですが喧騒を忘れてとてもゆっくりと過ごすことができました。ひとり温泉これを機にハマってしまいそう。

不動温泉とは

不動温泉は京都市左京区に存在する厳選掛け流しのラジウム温泉です。不動温泉自体には宿泊はできず、日帰りでの利用となります。

アクセス

不動温泉の最寄駅は京阪バスの地蔵谷で、下車するとすぐに不動温泉があります。 【三条京阪】もしくは【京都駅】から「比叡平団地」もしくは「比叡山」行きに乗りおよそ1時間ほどで地蔵谷になります。 ※京都駅からのバスは冬季期間は運休しているとのことですので事前に公式サイトの時刻表を調べていくのが良いかと思います。 私は京阪バスを使用し三条京阪から向かいましたが、自家用車の場合は施設前に駐車可能なようです。

交通アクセス - 京都 不動温泉

料金

入場・入浴に必要な基本の料金は以下です。

対象 価格
大人 1,300円
子供 1,000円

上記料金で休憩スペースで使用できる毛布と枕、貴重品を入れるロッカーを貸していただけて一度料金を払えば営業時間中はずっと滞在が可能です。 ちなみにタオルの貸し出しはないため忘れてしまった場合タオル代などは別途必要になります。 私はタオルを忘れてしまったのでその場で購入、不動温泉のロゴが入ったオリジナルタオル代200円も追加で支払い1,500円でした。(21年12月時点)

営業時間

営業時間は10:00〜19:00で、毎週木曜日が定休日です。

施設ご利用案内 - 京都 不動温泉

不動温泉へ

私は三条京阪近くのバス停からバスに乗って向かいました。京都駅からの直行バスも出ているようですが、冬季(12月〜3月)は運休しているとのことなので事前に時刻表をチェックしてから向かうのがおすすめです。

バスは細く入り組んだ山道を登って行きます。車酔いをする方は事前に酔い止めを飲んで行った方がいいかもしれません。 観光客らしき乗客は少なく、度々乗ってくる地元の方に囲まれながらおよそ1時間ほどバスに揺られ「地蔵谷」で下車。バスを降りたのは私一人でした。

photo5_不動温泉
地蔵谷のバス停

降りるとすぐに大きな看板が。たまたま通りかかっただけだったら怪しくてとても入ろうとは思えないかも…。

photo1_不動温泉
バス停を降りるとすぐに現れる看板

特に周りに観光客の姿も見えず、一人だったこともありかなり不安な気持ちになりながら看板の指し示すまま階段を登りました。

photo2_不動温泉
不動温泉に続く階段

階段を登り切ると昔ながらのお屋敷のような入り口が。定休日などではなさそうなので勇気を出して恐る恐る入って行くと女将さんが出迎えてくれました。

女将さんに連れられて廊下を進んでいくと広めの座敷のような空間にテーブルが10卓ほど並んでおり、そのうち一つに案内されそのまま女将さんが設備と過ごし方ついて説明してくださいました。座敷のような空間が休憩室になっていて、ひとりあたり一テーブルが専用の席になるそう。

photo3_不動温泉
休憩スペースからの景色

最初に料金1,300円を払うと閉館時間まで自由に過ごしてよく、温泉も何回入ってもいいとのこと。私はタオルを持って行っていなかったためタオル込みで1,500円を支払って貴重品などはロッカーに預けた上で早速温泉へ向かいました。

関西屈指のラジウムの湯

温泉の浴槽自体は少し狭めで3〜4人はいればいっぱいになりそうなサイズ感でした。 窓も締め切られていて 女将さんからラドンを含んだ空気が体にいい!と教えていただいたのでお湯に浸かりながら体にラドンを循環させるイメージで深呼吸を繰り返してみたり。 正直ラジウム温泉の効能などはほとんど調べないまま行ってしまったのですが、少し入ると身体中がぽかぽかに温まりお湯から上がっても湯冷めしづらくずっと温かいまま。なんだかお肌もツルツルになったような…。

休憩スペースが最高!

お湯から上がったら専用の席でしばらくのんびり。 まくらと毛布を貸していただけるので寝転がってゴロゴロしたり、本を読んだりして過ごしました。 食事も注文できるので私は鍋焼きうどんと瓶ビールを注文。ここのお料理は全て温泉の源泉を使っているとのこと。熱々の鍋焼きうどんとビールをお風呂上がりに流し込んで、天国のような気持ちに!少し遠かったけどきてよかった…!

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鍋焼きうどんと瓶ビール!最高でした

食べたらまたのんびりして、少し眠って、本を読んだり携帯をいじったり、気が向いたらまた温泉に入って…という流れを繰り返し、気づいたら4時間ほど滞在していました。

大学生のような男の子二人組や地元の方らしきおじいさん、ひとりの女性も私の他にもう1組いるなど客層は様々でしたが、皆それぞれのんびりと過ごしておりいい意味で誰も周囲のことを全く気にしておらずとても居心地よく過ごせました。

女子一人で行くには結構ハードル高いかも…なんて思っていたのですが中心地の観光地ではないぶんゆっくり過ごせたし、疲れがたまる年末にまた行こうかななんて考えています。迷っている方は是非!非日常な時間が過ごせるはずです。