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【波照間島女子一人旅】行き方や注意点など、私的波照間島過ごし方ガイド

私が人生ではじめてひとり旅をしたのが2021年3月、行き先は沖縄県八重山諸島、日本最南端の地波照間島でした。 波照間島のおすすめポイントやひとり旅の際の注意点を紹介していきます!

そもそも波照間島とは?

波照間島沖縄県石垣島から南西42km、高速船でおよそ1時間半ほどの日本最南端の離島です。社会科の授業で習う最南端は沖ノ鳥島なのですがそちらは上陸が不可能ですので、旅行で訪れることができる日本で一番南の島ということになります。 周囲は約15kmの小さな島で、自転車を使えば半日ほどで島を一周することができます。 波照間島の海は「ハテルマブルー」と呼ばれる美しい青色をしており、また星が綺麗に見える島としても名高く12月から6月には日本で唯一南十字星を観ることが可能です。

photo1_波照間島ひとり旅
テルマブルーの海、一度見たら忘れられないです

一人旅にはおすすめ?

私の人生初の一人旅は波照間島だったのですが、一人旅が初めての方にもおすすめできる旅先だと思います。 波照間島自体のおすすめポイントはたくさんありますが、私が考える一人旅の方へのおすすめポイントは浮きにくいこと。 男女問わずふらっと一人で訪れているような方が多く、実際私以外にも年代問わず女性ひとりで来ている方が何人もいらっしゃいました。 私はいかにも観光地で観光客の集団やカップルがたくさんいる場所でずっと一人で過ごすのはハードルが高いな…と思っていたので一人旅の方が多いことはかなりプラスに働きました。(日本屈指の観光地である沖縄に一人で来ている時点でなにを言っているんだ?という感じですが…) 都会での生活に慣れていると不便に感じることもあるにはあるのですが、何もないけどなんでもある状況を楽しめる方ならきっと素敵な思い出になると思います!

波照間島への行き方

手段

波照間島への行き方は石垣港の高速船のみです。 島へのアクセスの手段は石垣港から1日往復3便の船のみ。所有時間は石垣〜波照間島間の直行だと1時間程度、西表島を経由すると1時間半程度です。 私は島で宿泊しましたが、石垣島からの朝の始発便を利用し、夕方の便で石垣島に帰って来れば日帰りで滞在を楽しむことも可能です。

料金

基本的には下記の値段です。

区分 片道 往復
大人※中学生以上 3610円 6910円
子ども※小学生 1810円 3470円

※2023年1月9日時点

燃油の価格で変動があり、私は予約時の価格から変動があったため安永観光から払い戻しの連絡がありました。 石垣港の安永観光窓口でも購入は可能なのですが、webで事前に予約しておくと割引が効くため波照間島へ行く日程が決まったら予約するのがおすすめです!

aneikankou.co.jp

船は揺れる?

波照間島への航路は外洋になるため一般的な船よりも揺れ船酔いしやすいことで有名です。 乗り物酔いしやすい体質なこともありかなり怯えていたのですが、大型フェリーだったことや比較的波が穏やかだったこともあり想定していたよりは揺れず行き帰り船酔いしないままで過ごすことができました。 ただ、飲んでいた酔い止めの効果がとても高かった可能性もあるため、人生で一度も乗り物酔いをしたことがなく三半規管にとても自信がある方以外は酔い止めを飲んでおくのがいいかと思います。 ちなみに私が飲んだ酔い止めはアネロンです。酔い止めはこれしか信用していません。

www.amazon.co.jp

酔い止めは石垣市内の薬局などでも購入できたかと思いますが、念のため持参していくのがおすすめです。

波照間島の食事・宿・交通

波照間島の食事

波照間島には数はそこまで多くないものの素敵な飲食店がいくつもあります。 ただ営業時間がお昼過ぎまでのお店が多く、夜まで開いている飲食店は島在住の方も多く利用するため飛び込みだと日によってはどの飲食店にも入ることができず食事に有り付けない場合も。 民宿の場合は夕朝食付きのことが多く食事に困ることはありませんが、食事なしの宿に泊まる場合特に夕食については事前に島内の飲食店に予約を入れておくのがおすすめです。軽食は島内の共同売店で購入することもできますが夜遅くまでは開いていないため事前に石垣島のスーパーやコンビニエンスストアで食料を買って持って行くのがいいかと思います。

波照間島の宿

波照間島は日帰りで訪れる方も多いものの、サンセットや星空も含めて島を楽しみきるためには個人的には宿泊がおすすめです。 波照間島に本土や石垣島にあるようなリゾートホテルやビジネスホテルのような宿は存在せずほとんどの宿が民宿やゲストハウスで、私は「ゲストハウスNAMI」という宿に宿泊しました。 ゲストハウスNAMIは一組一部屋和室に泊まる形式で、水回りは男女別で共同使用です。 部屋や水回りは掃除が行き届いていて清潔でしたし他の部屋のひとり旅の方とも交流があるなど個人的にはかなりいい滞在でした。 ただ私は正直潔癖な方ではなくどこでも寝られるタイプなため水回りの共同使用に抵抗がある場合などは比較的ホテルに近い宿(ホテルオーシャンズなど)への宿泊がおすすめかもしれません。

波照間島の交通

波照間島内での主な移動手段は「原付」「電動自転車」「普通の自転車」の3つなのですが、私は「原付」もしくは「電動自転車」での移動をおすすめします。 波照間島に来た方は日帰りでも宿泊でも最南端の碑にいったりニシ浜に行ったりと島内を駆け巡ることになりますが、島自体はそこまで大きくないものの結構な距離を移動することになるため特に夏場は普通の自転車だと体力的にかなりきついです。 私は電動自転車で島内を巡ったのですが、電動自転車でよかった…と思う瞬間が結構な回数あったと記憶しています。 島の外側を巡っている時などに力つきると人もなかなか通らないですし、一人だとなおさら一緒にいる誰かに助けてもらう!なども難しいので…!

photo2_波照間島ひとり旅
電動自転車で激走する筆者 写真は宿で仲良くなった方に撮ってもらいました

私は特に予約などをせず近隣の民宿で電動自転車を借りたのですが、繁忙期の場合は宿泊予約の際などに事前に電動自転車も予約しておくのがいいかと思います。 ※島内でレンタカーを借りられるようになったようなのですが、個人的にはそれでも原付か電動自転車がいいのではないかと思います。そもそも島はそこまで広くないですし、車だと風を感じながら島を巡る感覚が得られないのも勿体無いかもななどと思ってしまいます。